かがくカフェ 発酵のかがく 盛況でした
第14回 かがくカフェ 発酵のかがく 「菌の世界 ~酵母の神秘~」
参加者17名で大盛況でした。ブログを見て島根県の松江から二人の方が参加してくださいました。感激です。
午後7時はお腹が空く時間です。はじめに、かがく教育研究所副理事長が手作りした味噌を使ったみそ汁と、サルビアの花から取った天然酵母パンを食べました。味噌汁もパンもとても美味しいと好評でした。(手前味噌ですね)
7時半から、本題の講座を始めました。西村綾子先生(播磨農業高校)に酵母の生物界上の位置や、どのようなものに活用されているかなど、わかりやすく説明していただきました。日本酒やワイン、味噌などの身近な食品に使われているので、参加者の興味・関心も高く、質問も相次ぎました。枯草菌(納豆菌もその一種)や南方熊楠の研究した粘菌、EM菌や茸のことなど、興味深いお話がたくさん出てきて、その一つ一つをテーマに講座をしていただきたい位でした。顕微鏡にカメラをつなぎ、ブドウの酵母をラボのスクリーンに映し出しました。後で見ると見事に増えて画面を埋めていました。すごい繁殖力です。
その後、実習に移りました。冷凍したブドウを500mlのペットボトルに詰め込み、ガラス棒でつぶしていく作業です。ブドウの実の皮には酵母がいるので、これだけで発酵するのです。一人一人が作って持ち帰り、発酵して様子を観察するのが宿題です。
バラと葉ボタンとビオラのおみやげまでいただいて、とても楽しい会になりました。
11月23日は播磨農業高校の「播磨農高祭」です。生徒達が丹誠込めて生産した農産物の販売もありますので、お近くの方はぜひお越しください。
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