電気の実験工作(物理実験講習会)好評でした
1月22日のかがくカフェ「物理実験講習会」の報告です。
石原武司先生が講師で、「釘打ち電子回路製作」をしました。これは、木の板に回路図をプリントしたものを貼り付け、回路図の部品をつなげる●の位置に真鍮の釘を打ち付け、その釘に部品をハンダ付けしていくものです。回路図通りに回路を見ながらハンダ付けしていくので、とても分かりやすく素晴らしい方法でした。参加者は、兵庫教育大学 院生3人、学部生2名、教員2名、小学校の先生2名、高校教員2名、合計11名でした。
今回はCdsを使い、暗くなるとLEDが点灯する回路を作りましたが、全員完成することが出来ました。とても好評でした。終了後、お茶を飲みながら、質疑応答、意見交換などをし、終了したのは5時過ぎでした。
この方法はとても分かりやすく、電子回路が身近になります。ぜひ、紹介したいです。ファラデーラボで製作キットを作ってお分けできたらと考えています。電子部品を購入するためには大阪の日本橋に行くか、通信販売で取り寄せるかです。電車賃、時間、送料など考えると大変ですので、こちらでまとめて購入してセットすれば大変便利です。電子工作は、LEDが点灯したりブザーが鳴ったり、自分が作ったものが設計通りにりに動作してくれたときとてもうれしいものです。今回ご紹介した「釘打ち電子回路」を今後とも研究していきたいと思います。
半田付けの様子
釘の熱容量が大きいので、
40Wの半田ごてを使いました。
自動点灯回路
板の上に回路図を貼り付け、真鍮の釘を打ちます。釘に錫メッキ線や抵抗やトランジスタなどの部品を半田付けします。回路図と実際の部品の両方を見比べながら半田付けするので、わかりやすい方法です。
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