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2012年11月

2012年11月24日 (土)

第36回 かがくカフェ 「放射線のかがく」

第36回かがくカフェ 「放射線のかがく」

・日時 12月1日(土) 14:00~17:00
・内容 放射線の工作と実験
・詳細 自然界や身近なところに存在する放射線を、霧箱を作って観察します。
         また、測定器を使って放射線を測定します。
 実験・実習内容
 1 霧箱による放射線の飛跡の観察(ドライアイスタイプ・ペルチェタイプ)
 2 放射線検出器の種類と違い(特性)
 3 α線、β線、γ線の違いと測定についての実験
 4 スペクトロメータによる簡易核種同定

・講師 熊谷 哲 先生(兵庫県立大学環境人間学部)
・参加費 500円(施設利用費、カフェ、教材費含む)

****************************

講師の熊谷先生は放射線化学の専門家で、当日様々な測定器と
このかがくカフェのために購入・製作された機器をお持ち下さいます。

初心者向きの講習を何度も実施しておられるので、放射線測定が
はじめての方にもわかりやすいと思います。また、専門機器から
家庭用放射線測定器までそろえておられ、小学校から高校物理
授業までそのまま役立つ講習会になると思います。
 またとない貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。

※問い合わせ・申し込み メールで
    faradaylabアットマークnifty.com 
または yuichi-morimotoアットマークnifty.com

 森本まで

2012年11月12日 (月)

かがくカフェ 「熱のかがく」報告

第33回かがくカフェ 「熱のかがく」の報告です。

 2012年10月27日(土) 14:00~17:30

参加者8名(大学院生3名、教員中学2名、高校2名、大学1名)、講師1名でした。

今回の講師はかがく教育研究所理事の石原武司先生でした。第二部の液体窒素は森本が担当しました。参加された楠田純一さんのHPから当日の様子を再現してみます。

http://rikadiary.cocolog-nifty.com/kusuda/2012/10/post-c5b5.html

第1部

1 物質の三態と熱運動
・ポリ袋に入れたメタノールに熱湯をかけると→実験→イメージ図

 普通はエタノールを使いますが、今回燃料用アルコール(メタノール)を使いました。注意が必要ですが、沸点が低いため、とてもよく膨らみました。
・物質の三態と分子の熱運動
・ブラウン運動 HP動画 http://www.hyogo-c.ed.jp/~h17hpc/riki/riki_6.htm
2 温度と熱
・温度とは
・熱とは
・熱の正体
3 仕事と熱
・熱→仕事 仕事→熱 

実験 

・ミキサーに水を入れ1分間攪拌して水温上昇を調べる)

・針金(各自、番線を5回から10回曲げて発熱を確認する)

・圧縮発火器(ピストンを急激に押し込んで断熱圧縮でティッシュペーパーを燃やす)

・サットンの実験(散弾を小さなポリ袋に入れ、高さ1mのところから50回落として、温度上昇を調べる。
・最もシンプルな熱機関
・形状記憶合金(形状記憶合金の針金をくしゃくしゃの丸めて熱い湯に入れると、急激に元の直線状に戻る)

・形状記憶合金エンジン(形状記憶合金の針金を輪にして、二つのプラスチック滑車にかける。形状記憶合金の一部を温水につけると勢いよく滑車が回り続けた) 

・ラブメーター(熱機関)

第2部 液体窒素の実験

・花を入れる。次に指を入れる。

・膨らませた風船を試験管に取り付け、液体窒素に漬ける。空気の液化

・同様にして二酸化炭素をドライアイスに

・水銀を試験管に入れて冷やす 

・メタノールの氷、メタノール(液体)に沈む

・液体窒素で濡らしたティッシュを、写真フィルム容器に入れてフタをする。フタが激しく飛ぶ。

・液体窒素電球 シャープペンの芯の両端にスライダックで10Vほどの電圧をかけ、液体窒素中に沈める。強い光りを出すが、燃えない、切れない。

盛りだくさんな内容の実験講習会として行ったかがくカフェになりました。

第35回かがくカフェ 「獅子座流星群」 中止のお知らせ 

第35回かがくカフェ 「獅子座流星群」 中止のお知らせ 

 11月17日(土) に予定していました、第35回かがくカフェ 「獅子座流星群」ですが、申し訳ありませんが、都合により中止させていただきます。

 加古川は天気予報では当日曇りのち雨の予報になっています。流星群のピークは真夜中なので、当日は天体望遠鏡で木星とすばるなどを観望しながら、その間に流星を見ることを予定していました。雨はもちろん曇天では観望できませんので、残念ですが今回は中止とさせていただきます。

 その代わりに、クリスマスレクチャーで天文関係の企画があります。

第2回ファラデーラボクリスマスレクチャー 

・日時 12月15日(土)16:00~19:00 、16日(日)
・内容 1.天体の観察と工作
・詳細 対物レンズ口径4cmの天体望遠鏡キットを組み立て、天体観察をします。
     また、星座の見つけ方や天体写真の撮影法についても学びます。
・参加費 未定

 天体望遠鏡を製作し、今回観望できなかった木星とすばる他、冬の星座や星々を観望します。双子座流星群が12月13日20時頃から14日夜明けまで観測好機になっています。15日にその名残の流星を見ることが出来るのではないかと期待されます。

今回、参加を予定されていた方には申し訳ありませんが、ぜひクリスマスレクチャーにご参加ください。よろしくお願いします。

2012年11月 7日 (水)

第34回かがくカフェ 「3Dの世界・光のかがく」

光りの実験は魅力的です。

白昼、明るい光りの中で光りは目立ちませんが、夜の闇の中で光りは輝きます。今回は晩秋の夕暮れからのかがくカフェです。何よりも美しい光りの実験と工作を楽しみましょう。

ちょうど朋遊荘では「ステンドグラス展」をしています。こちらもぜひご覧下さい。

http://hoyuso.cocolog-nifty.com/blog/

・日時 11月10日(土)17:00~20:00
・内容 実験講習会 光の工作と実験
・詳細 光の反射や屈折の様子を、光線を可視化して見る実験をします。
         レンズや偏光板、回折格子、赤外線、紫外線の実験の他、
         3D映像の工作をします。

     ・赤色LEDとボタン電池の簡単光源

     ・光線の可視化(空気中:線香、水中:床用ワックス)による反射と屈折

     ・100円ショップグッズを使ったストロボスコープ工作

     ・赤外線リモコンの光線を可視化する実験(赤外線ビデオカメラ)

     ・紫外線と蛍光、単色光(ナトリウムランプ)の世界

     ・3D映像教材など

・参加費 500円(施設利用費、カフェ、教材費含)

参加希望者は、教材準備の都合がありますので、

11月9日(金)17:00までにメールください。

faradaylabアットマークnifty.comまで

2012年11月 5日 (月)

第31回かがくカフェ -万里長城を踏査して-報告

 11月3日、中国河北省張家口市郊外の万里長城付近で、東京の旅行会社のツアー参加者が遭難する事故がありました。9月29日のかがくカフェ「万里長城を踏査して」で、万里長城全部を歩いて来られた内海寛子先生のお話を聞いていたので、本格的な登山経験が必要な場所もある長城の様子が想像できました。

 万里長城を歩く会(福田久勝代表)は、1992年から2000年までの9年間、9次にわたり玉門関から山海関まで6000kmにわたる万里長城すべてを踏査しました。砂漠ではGPSを頼りに黄砂に埋もれた長城を探し、急峻な岩場に造られた長城をロッククライミングのように登り下る探検ともいえる踏査です。これは世界で初めて、前人未踏の踏査活動です。

 この壮大な踏査の講演をお聴きして圧倒される思いでした。ブログで報告するにあまりに膨大で、どう伝えていいか思案しているうちに今回の事故のニュースが入って来ました。

内海寛子著「万里長城 6000km、世界初踏査記 〈上〉〈下〉」草の根出版会を読み返してみると、下巻のp.4に1997年の張家口からの踏査が書かれていました。

「今年の長城は明代の長城としては最北端まで北上し、大馬群山(ダーマーチュンシャン)の標高2000mクラス級五座と、軍都山の1500m級の山々を走る長城。ついに沙漠・黄土高原とわかれ山岳長城となった。長城、崩れずに残っているものは石積が見事であるが、山中の石積長城は崩れ果てていることが多く、岩屑をぶちまけたようだ。

巨礫の竜(長城)は空に向かう時は踏み入れることを許すが、地に下るときはおそろしい。安息角(崩れる寸前の角度)をやっと保っており、一歩踏み崩すと竜は暴れそうだ。かつて長城であった岩石は鋭い角を容赦なく靴に食い込ませてくる。まるで人の踏み込むの拒否しているようだ。が、遠目には柔らかな緑の夏草に覆われた「緑の中の長城」で、周辺を彩る花はあざやかであった。たいへんきびしい行程が続いた。」

今回のツアーコースがこの記述と同じ場所かはわかりませんが、張家口からの長城は、夏でさえ大変厳しい山岳地帯であることがわかります。標高1500から2000mの高山ですから、この時期かなり気温が低いことも考えられます。冬山並の装備が必要ではないかと思われます。

観光地としての「万里の長城」は、観光地以外ではロッククライミングの技術が必要な岩場であったり、砂漠地帯ではGPSを頼りに砂嵐の中を進む、死と隣あわせの危険な行程をたどることを、講演で教えていただきました。そのわずか一月後、このような事故が起こるとは思いもしませんでした。

万里の長城、全行程を歩いて踏査された内海先生が書かれた本があります。

内海寛子著「万里長城 6000km、世界初踏査記 〈上〉〈下〉草の根出版会

現在、書店にはありませんが、残部がありますので、ご連絡いただければ、

上下セットを2000円+送料でお届けする事ができます。(定価 各2200円+税ですが)

faradaylab@nifty.com までご連絡ください。

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