第45回かがくカフェ 化学反応のかがく(報告)
第45回かがくカフェ 化学反応のかがくの報告です。
日時 10月5日(土) 14:00~18:00
テーマ 化学反応のかがく -マイクロスケール実験をはじめよう-
内容
1 講師 佐藤美子さん(神戸大学附属中等教育学校)
マイクロスケール実験ワークショップ
2 講師 森本雄一(かがく教育研究所)
「回路カードシステムの紹介」
参加者 12名でした。大学院生2名の他、このメーリングリスとを見て参加された方もありました。
1 では、3つのマイクロスケール実験を、全員がやりました。
(1) 塩化銅水溶液の電気分解
(2) 備長炭電池
(3) アンモニアの噴水実験
これだけの実験器具20人分が、ミカン箱大の段ボール箱2箱に収まり、11人全員が一人1器具を使って、2時間で様々なバリエーションで実験を楽しむことができました。塩化銅溶液は、電気分解の結果、銅イオン濃度が低くなり(色が薄くなり)、全部で廃液量も50mLビーカーに入るくらいの少量でした。USB電源を使うので電源装置も不要です。
5,6cmの小さな備長炭で、電子メロディーが鳴り、モーターが回りました。アンモニアの噴水は小型なのとビーカーではなく注射器に入れた水+フェーノールフタレイン、BTB、紫キャベツ色素を使ったので、とても可愛くカラフルな実験でした。参加者の楠田さんのブログから引用させていただくと、
・ひとりひとりが「自分で実験した!!」と実感できる。
(自分の手と眼と鼻で…)
・自分の頭で考える時間(機会)の確保ができる。
楽しい実験講座でした。
「回路カードシステムの紹介」は、はがきサイズの塗装鉄板に幅6mmの銅箔テープを貼り付けて、回路を作るものです。これにLEDや抵抗、ボタン電池などの部品をゴム磁石上に取り付けた「部品セル」を乗せただけで電気的に接続され、回路が作動するものです。半田付けやターミナルによる接続やビニル被覆線が不要で回路図そのままが実際の回路になるもので、最近開発しました。
都合で参加できなかった方や、電話をいただきながら、メール連絡がうまくできず、
参加いただけなかった方もあり、申し訳なく思っています。
ファラデーラボで器具をそろえて、また、再度開催したいと思います
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