「電気回路のかがく」報告
遅くなりましたが、第46回かがくカフェ 「電気回路のかがく」の報告です。
11月2日(土) 14:00から17:00、参加者 8名でした。
岡山から若い中学校の先生が2名、兵庫教育大学の大学院生2名(現職中学教員)
のほか、中学教員2名と8人中6人が中学校の教員でした。お話しを聞いていると、
これから電気分野の学習に入るので、参考にしたいという意見が多かったです。
内容
1 回路カードシステムについて
2 回路カード(クリップ固定式)の製作
3 回路カード(マグネット固定式)の製作
4 回路カードを使った実験
1) 豆電球の点灯回路
2) 1)を使った、電気を通すもの調べ
3) 電子メロディーの回路
4) 3)を使った、コンデンサーの性質調べ(充電と放電)
5) トランジスタ回路カードに組み込み、人が電気を通すか調べる
時間の関係で、各自製作していただいたのは、回路カード(クリップ固定式)
だけで、マグネット固定式は演示だけになりました。
また、ホワイトボード演示用回路も見ていただきました。
この演示回路は、マグネットバーの裏側に銅箔テープを貼り付け
黒板やホワイトボード上に回路図通りに回路を作ると、豆電球やLEDが
点灯し、電子メロディーやブザーが鳴るものです。生徒の回路カードと
全く同じように示すことができ、生徒にとって難しい電気回路の
授業を効率的にわかりやすくできるように工夫したものです。
回路カードシステムは参加者からとても好評で、授業で使って
みたいと言われました。回路カードを1枚作るのは簡単ですが、
生徒分用意するのは大変です。どこかで生産してもらうことも
考えていきたいと思います。
参考 ファラデーラボ日記
http://yu3.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-bd15.html
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