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2014年2月12日 (水)

 「化石のかがく」-放散虫から見える世界- 報告

第48回かがくカフェ 「化石のかがく」-放散虫から見える世界-

 2014年2月1日(土)14:00~18:00
  講師 竹村厚司教授 (兵庫教育大学大学院)

  放散虫の研究から広がる化石の科学についてお話ししていただきました。参加者は13名で、中学校教員4名、高校教員2名、大学教員2名、一般1名、兵庫教育大学の大学院生も4名参加しました。地質調査の基礎用具のクリノメーター、ハンマーからルーペ、実体顕微鏡、岩石標本、化石標本、放散虫の標本まで、たくさんの実物を持ってきてくださり、観察させていただきました。チャートをルーペで観察すると、砂粒より小さな透明な点が見えます。これが放散虫の化石だそうです。放散虫化石を実体顕微鏡で見ると、精密な工芸品のように美しいものです。この0.1mmから0.2mmほどのミクロサイズの放散虫が、2億7,8千万年前から太平洋に生息し、その死骸が深海底にたまり、チャートという岩石になり、数千km離れた日本列島にプレートに乗って運ばれてきたという壮大なスケールの物語です。3時間近い講演になりましたが、お話いただいた内容は地球の歴史の一コマにしか過ぎません。それでも私たちの心は、数億年の時間と日本列島の大きな地殻変動のイメージで満たされました。

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    「化石のかがく」             放散虫の骨格

 

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